ガデスオブマーシー(1998年生、母ハイスタイルセッター)

Goddess of Mercy

1998.03.17

ガデスオブマーシー(1998年3月17日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン(当時15歳)と交配したハイスタイルセッターが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は(有)嶋田牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、嶋田牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、西森鶴によって1,050万円で落札された。

領家政蔵厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2000年)

7月23日、デビュー戦は清山宏明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬小倉芝1200m 晴/良)に出走。馬体重は420kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るリターンオブラブを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのフェニックス賞小倉芝1200m 曇/良)に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス小倉芝1200m 雨/重)に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手(1戦0勝)。17頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

11月5日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス京都芝1400m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は清山宏明騎手(1戦1勝)。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下京都芝1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手(2戦1勝)。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の千両賞阪神芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手(3戦1勝)。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳(2001年)

5月27日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下中京芝1700m 曇/良)に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

7月15日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳A1盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた9戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のひなげし賞盛岡ダート1800m 曇/良)に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳A2盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は山本裕次郎騎手(1戦0勝)。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月26日、中0週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞水沢ダート1900m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手(2戦0勝)。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、3歳B1盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手(3戦0勝)。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。