トリプルバレル（2022年生、母ボーナスチャンス）

トリプルバレル（2022年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ポーカーのベットアクション。母名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロゴタイプ（当時12歳）と交配したボーナスチャンスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二牧場。主な勝ち鞍は2025年のオーガストフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、新井昭二牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月16日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

3歳（2025年）

2月22日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

3月16日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/重）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月25日、中9週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

6月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

8月6日、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヴェルダリオをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

8月30日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

10月13日、中5週で迎えた8戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。