カシス（2001年生、母ハイエストソロン）

カシス（2001年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時16歳）と交配したハイエストソロンが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森俊雄。戦績は、地方26戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の楠賞(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森俊雄から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、熊本県馬主会によって210万円で落札された。

工藤栄一厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2003年）

7月9日、デビュー戦は杉村一樹騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート950m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローゼンベガに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のなでしこ賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の小岱山賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた6戦目は、2歳戦のもみじ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのはぼたん賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた8戦目は、2歳オープンのヤングチャンピオン（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（2004年）

1月1日、中3週で迎えた9戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったペルターブラストから2馬身差の2着となった。

3月17日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月14日、中3週で迎えた13戦目は、3歳ハンデ戦でオープンのすみれ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた14戦目は、3歳オープンの荒尾記念（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（12戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の楠賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（13戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミノリノアキをクビ差制して2勝目を挙げた。

6月23日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般B4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（14戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨノキセキに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月30日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（15戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイヤマザクラに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月13日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（16戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイティイムラから1馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中4週で迎えた19戦目は、3歳戦の小岱山賞（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で杉村一樹騎手（17戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で杉村一樹騎手（18戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月22日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で杉村一樹騎手（19戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で杉村一樹騎手（20戦4勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた23戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で杉村一樹騎手（21戦4勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月26日、連闘で迎えた24戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で杉村一樹騎手（22戦4勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2005年）

3月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた25戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で杉村一樹騎手（23戦4勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月23日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた26戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で杉村一樹騎手（24戦4勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。