ワンダーグリフィン（1985年生、母フジノトンピオン）

ワンダーグリフィン（1985年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時11歳）と交配したフジノトンピオンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）幌村牧場。戦績は、中央平地24戦1勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

11月7日、デビュー戦は宮徹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての12番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、桜井誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮徹騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

3歳（1988年）

1月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

1月17日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮徹騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた8戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた9戦目は、田口光雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮徹騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月7日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は宮徹騎手（7戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（8戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のポットアイノスターをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月7日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下の洞海特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（9戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた18戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4歳（1989年）

6月17日、約10か月半の休み明けで迎えた19戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北川和典騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上400万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で北川和典騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北川和典騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上400万下の若戸特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮徹騎手（10戦1勝）。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（12戦1勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

10月30日、中8週で迎えた25戦目は、山下清騎手を鞍上に迎えて、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた26戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた27戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた28戦目は、内田秀一騎手を鞍上に迎えて、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。