クーファバステト（2008年生、母ウインラシェーナ）

クーファバステト（2008年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名（Ｃｏｏｌ　Ｆａｍｉｌｙからの造語）＋エジプトの豊穣の女神」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時13歳）と交配したウインラシェーナが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方6戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

11月13日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では見所を作れず14着に敗れた。

3歳（2011年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

7月16日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

8月20日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は小野寺祐太騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。18着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

11月9日、中7週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリュウキュウサンバに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月22日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

4歳（2012年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた10戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川原正一騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。