グッドオーメン（2002年生、母ミルダンス）

グッドオーメン（2002年3月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「吉兆」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時14歳）と交配したミルダンスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方30戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2006年の一般C19。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

9月17日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。18頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

10月22日、中4週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。

12月10日、中6週で迎えた3戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4歳（2006年）

1月2日、中0週で迎えた5戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月24日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた9戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた13戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベルモントシャルムに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゴールドミッキーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

7月10日、中2週で迎えた15戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアオウナバラを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマーシフルティートを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ベルモントシャルムに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンレイソウルに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月10日、中4週で迎えた20戦目は、一般C14（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田直樹騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5歳（2007年）

2月20日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤利征騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた25戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた27戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

5月22日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、祝徳永千奈美生誕15周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた29戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般C20（名古屋ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で柴田直樹騎手（15戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったホウライクインに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月25日、中4週で迎えた31戦目は、一般C21（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田直樹騎手（16戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したニシノコクリュウに半馬身届かず2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柴田直樹騎手（17戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。