テイエムユメキュウ（2020年生、母ユメノタイト）

T M Yume Kyu

2020.04.10

テイエムユメキュウ（2020年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+夢+九州産より」。毛色は鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時13歳）と交配したユメノタイトが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者はテイエム牧場。2022年のひまわり賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

7月2日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

7月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のオバケノキンタに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

8月27日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、サツマノオンナに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのききょうステークス（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳1勝クラスのりんどう賞（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島良太騎手（4戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

3歳（2023年）

7月18日、約9か月半の休み明けで迎えた6戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、大隅特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。