ラストクリスマス（2021年生、母カーヴィシャス）

ラストクリスマス（2021年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「去年のクリスマス。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したカーヴィシャスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上水牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって770万円で落札された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月8日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオンザヴィーナスを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月9日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスのつわぶき賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて13着に終わった。

3歳（2024年）

3月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあざみ賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月23日、中2週で迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。