キンセンオー（2022年生、母エスパージョー）

Kinsen O

2022.03.29

キンセンオー（2022年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「金扇(馬標の一つ)+王」。毛色は栗毛。種牡馬のエスケンデレヤ（当時15歳）と交配したエスパージョーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坪田 晃宜。主な勝ち鞍は2025年の一般C3-7。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月23日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3歳（2025年）

4月22日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の加賀手取川賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

5月10日、中2週で迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、和田陽希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったゴットランドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田陽希騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田陽希騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田陽希騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた10戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

9月27日、中4週で迎えた11戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るルミナスフラックスを豪脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月19日、中2週で迎えた12戦目は、コスモス特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、シクラメン特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したジャスパージャックにアタマ差届かず2着に惜敗した。

11月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-8（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったショウサンキズナに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。