クレッシェンド（2013年生、母マイネディーバ）

クレッシェンド（2013年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「次第に強く、盛り上がり（音楽用語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時19歳）と交配したマイネディーバが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月28日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

3歳（2016年）

1月24日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

2月28日、中4週で迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず14着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた4戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

5月4日、中0週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた11戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた12戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったシャイニーストームに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の二組（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた14戦目は、羽根川森林公園賞（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（6戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、希望郷いわて国体開催記念盛岡市賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた18戦目は、希望郷いわて国体開催記念久慈市賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月8日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた21戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（12戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた26戦目は、JA岩手ふるさと赤い誘惑りんご杯（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（14戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（15戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（16戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

4歳（2017年）

1月2日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（17戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。