アジテーション（1989年生、母ランザリスク）

Agitation

1989.05.24

アジテーション（1989年5月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCaerleon（当時9歳）と交配したランザリスクが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

3月28日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月21日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったメイショウユキカゼにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハシノグリーンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月22日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。