フォレストシチー（2004年生、母スイートベイジル）

フォレストシチー（2004年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「森林＋冠名。父名より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したスイートベイジルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

当歳のとき、下河辺牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月10日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着を確保した。

3月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

5月29日、中4週で迎えた4戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のロベリア賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を5馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。