ラガーサンライト（1998年生、母サーリバー）

Rugger Sunlight

1998.05.16

ラガーサンライト（1998年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時7歳）と交配したサーリバーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北斗牧場。戦績は、中央平地7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のこぶし賞(500万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北斗牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、奥村啓二によって1,890万円で落札された。

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

10月8日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るエリモピクシーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳G3の東京スポーツ杯3歳ステークス（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったミレニアムバイオに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

2月4日、中7週で迎えた5戦目は、3歳500万下の梅花賞（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、逃げるユノピエロを差し切れず、1馬身差の2着となった。

2月10日、連闘で迎えた6戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエクスドラゴンに1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

2月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（5戦2勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。