ケンセイムサシ（1983年生、母ケンセイダイヤ）

ケンセイムサシ（1983年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマラケート（当時10歳）と交配したケンセイダイヤが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小林和義。戦績は、中央平地23戦1勝2着1回、中央障害8戦1勝2着2回。1988年の阪神障害ステークス（秋）(ハンデ重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

12月8日、14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1986年）

1月18日、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月2日、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

2月16日、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヒヤクショウリに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月1日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月17日、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず最後はメジロベーレンと並んで5着同着となった。

6月1日、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

6月15日、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西浦勝一騎手。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るトリミティーを上がり3位タイの末脚で3/4馬身差し切って勝利を掴み取った。

7月12日、4歳以上400万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西浦勝一騎手。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月26日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西浦勝一騎手。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

8月10日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西浦勝一騎手。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月23日、4歳以上400万下（小倉芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で西浦勝一騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月27日、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で西浦勝一騎手。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。

10月12日、4歳以上400万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で西浦勝一騎手。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に敗れた。

4歳（1987年）

2月8日、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

2月14日、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

2月22日、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

10月10日、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月24日、4歳以上400万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

11月14日、4歳以上400万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

12月26日、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

5歳（1988年）

1月10日、5歳以上400万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

2月21日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は平田秀也騎手。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月16日、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平田秀也騎手。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンハーレに約23馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

8月7日、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平田秀也騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で平田秀也騎手。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月3日、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平田秀也騎手。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドガールから3馬身半差の2着に敗北した。

9月17日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3200m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井浩騎手。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイドガールから4馬身差の2着となった。

10月2日、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は平田秀也騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月8日、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は広松孝司騎手。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6歳（1989年）

5月6日、5歳以上900万下（京都芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。