スイートシルビー（1983年生、母ワンダースイート）

Sweet Sylvie

1983.03.18

スイートシルビー（1983年3月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時7歳）と交配したワンダースイートが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地15戦3勝2着1回。

経歴

1歳（1985年）

10月27日、10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月9日、9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月22日、16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（1986年）

7月6日、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトウショウホワイト決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月19日、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミスライトニングに約13馬身の大差をつけてトップでゴールに入った。

8月9日、4歳以上400万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラセントオーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月31日、4歳以上400万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は増沢末夫騎手。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のケイティーボーンに3馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

9月14日、牝馬限定3歳G3のクイーンステークス（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

11月15日、牝馬限定の4歳以上1400万下のユートピアステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい4着に終わった。

12月6日、4歳以上1400万下のディセンバーステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月20日、クリスマスステークス（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

4歳（1987年）

1月10日、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

1月24日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の初富士賞（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は田面木博公騎手。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

2月14日、牝馬限定の5歳以上1400万下のバレンタインステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。