サンケンマックス（1997年生、母ポットブルーム）

サンケンマックス（1997年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシェイヴィアン（当時10歳）と交配したポットブルームが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森永直幸。戦績は、中央平地4戦1勝、地方6戦2勝。1999年のサマーチャレンジ5に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森永利男から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、森永利男から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、酒井芳男によって252万円で落札された。

手島健児厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

4月27日、デビュー戦は沼沢英知騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノラブラドールに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ5（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサイダーストリームに1馬身半の差をつけて優勝

9月5日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦2勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた6戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のからまつ賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のキャッシュオーバーをクビ差振り切って3勝目を挙げた。

12月18日、中4週で迎えた7戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（2000年）

2月20日、中8週で迎えた8戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

7月26日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、フォーマルハウト特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、やまべメロン特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。