ケンエンペラー（2002年生、母ケンエンプリス）

ケンエンペラー（2002年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプレミアムサンダー（当時8歳）と交配したケンエンプリスが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ケンブリッジバレー。戦績は、地方14戦5勝2着4回。2005年の園田ダービー(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2004年）

11月24日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクザンアスリートを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

12月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2005年）

1月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳F22（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のボディーコンシャスに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテンシノサマーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホウヨウソウルを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

3月29日、中5週で迎えた6戦目は、3歳T1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイファーユウホウに7馬身の差をつけて優勝

4月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグレートステージを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳G2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で永島太郎騎手（7戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月22日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、デイリー昆陽特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で永島太郎騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上B1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で永島太郎騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームセレナーデを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って4勝目をつかんだ。

12月21日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で永島太郎騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールドフランスに1馬身1/4の差をつけて優勝

4歳（2006年）

2月2日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で永島太郎騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウェイザストロングを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

6月14日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で永島太郎騎手（12戦5勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

8月17日、中8週で迎えた14戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、そのだサマーファイナル（園田ダート1230m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。