シムーン（1991年生、母ミドリフアースト）
Simoom
1991.04.02
シムーン（1991年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のニチドウアラシ（当時15歳）と交配したミドリフアーストが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着2回、中央障害2戦0勝、地方29戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
清水美波厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
10月3日、デビュー戦は篠原茂騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキングメテオにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。
10月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。
3歳（1994年）
2月19日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
3月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったバディーホーショーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。
4月2日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
4月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のフジヤマナリオンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
5月8日、中2週で迎えた7戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた8戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。
6月18日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。
11月5日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は篠原茂騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。
11月27日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。
12月3日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。
12月17日、中1週で迎えた13戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。
4歳（1995年）
1月28日、中5週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下の高塔山特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は篠原茂騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。
2月11日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。
2月18日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（7戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。
6月3日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月1日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は篠原茂騎手（8戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
7月23日、中2週で迎えた19戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳（1996年）
7月15日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた20戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、名草川特別（足利ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月12日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、ヒルガオ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月8日、中3週で迎えた22戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、野菊特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月4日、中3週で迎えた23戦目は、きつつき特別（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月20日、中1週で迎えた24戦目は、多気山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
11月16日、中3週で迎えた25戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、サルビア特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月12日、中3週で迎えた26戦目は、石尊山特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた27戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（1997年）
1月7日、連闘で迎えた28戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月23日、中1週で迎えた29戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月30日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、小林秀昭騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月17日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木正騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月17日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月6日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1イ C2イ（足利ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒワンダーをクビ差制して久しぶりに勝ち星を挙げた。
6月8日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月9日、中3週で迎えた39戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた40戦目は、大島計彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月24日、中3週で迎えた41戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大島計彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、岡田康志騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月6日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古澤泰博騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月25日、中2週で迎えた44戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月19日、中3週で迎えた45戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林秀昭騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月16日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月28日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。