ジョウテンローマン（1993年生、母グレートガルフ）

ジョウテンローマン（1993年3月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時21歳）と交配したグレートガルフが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は1995年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

仲住芳雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

7月15日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は424kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユメノオーロラに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月19日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって5着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。