ワウワウワウ（2022年生、母オールアイキャンセイイズワウ）

ワウワウワウ（2022年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「皆がWOWと歓声を上げるような走りを。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時11歳）と交配したオールアイキャンセイイズワウが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はパカパカファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パカパカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月8日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月15日、連闘で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3歳（2025年）

3月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

5月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月6日、中7週で迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月2日、中6週で迎えた10戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェイエルハーバーを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C13（名古屋ダート920m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑慧悟騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったシェーンルスカに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑慧悟騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のクルールローザンヌを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。

11月26日、中3週で迎えた13戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、高広誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。