ダイワピュウター（1990年生、母ヒロノサフアイア）
Daiwa Pewter
1990.04.28
ダイワピュウター（1990年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピユウターグレイ（当時11歳）と交配したヒロノサフアイアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤牧場。戦績は、中央平地18戦1勝、地方40戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未出走。
経歴
デビュー前
古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1993年）
3月27日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。
4月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のベビートークをクビ差振り切って初勝利を挙げた。
4月24日、中1週で迎えた3戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた4戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。
6月19日、中5週で迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。
7月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島芝1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。
7月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は玉井智光騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた9戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。
9月19日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。
10月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。
11月14日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で玉井智光騎手（6戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。
12月4日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で玉井智光騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。
12月25日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で玉井智光騎手（8戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。
4歳（1994年）
2月19日、中7週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。
3月13日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。
3月27日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（9戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。
5月30日、中8週で迎えた19戦目は、山ノ井紀明騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセントマンボに7馬身の差をつけて2勝目を収める
6月27日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井紀明騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月18日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井紀明騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオザガリバーから半馬身差の2着に敗北した。
7月25日、連闘で迎えた22戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハラノレコードに1馬身半の差をつけて優勝
8月11日、中1週で迎えた23戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。12着に敗れた。
8月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月19日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山ノ井紀明騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月3日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井紀明騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井紀明騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のアースマインドに2馬身の差をつけて制した。
11月3日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井紀明騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダークフィックから1馬身差の2着となった。
11月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山ノ井紀明騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウワルーキーから1馬身半差の2着となった。
12月3日、連闘で迎えた32戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山ノ井紀明騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山ノ井紀明騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスアーサーから4馬身差の2着となった。
5歳（1995年）
1月7日、中2週で迎えた34戦目は、一般B3 C1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山ノ井紀明騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3 C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山ノ井紀明騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
2月9日、中1週で迎えた36戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月7日、中3週で迎えた37戦目は、大隅三喜男騎手を鞍上に迎えて、一般C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
3月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大隅三喜男騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
4月18日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3 C1（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のレインボーテンザンに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。
5月1日、中1週で迎えた41戦目は、アカシヤ特別（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月13日、中1週で迎えた42戦目は、ミズバショウ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた43戦目は、春りんどう特別（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大隅三喜男騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月20日、中2週で迎えた44戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大隅三喜男騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月12日、中2週で迎えた45戦目は、一般B3（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大隅三喜男騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7月27日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月6日、中0週で迎えた47戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月21日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月10日、中2週で迎えた49戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大隅三喜男騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。
10月13日、中4週で迎えた50戦目は、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大隅三喜男騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月5日、中2週で迎えた51戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大隅三喜男騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月23日、中2週で迎えた52戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大隅三喜男騎手（11戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月12日、中2週で迎えた53戦目は、一般C1ロ C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大隅三喜男騎手（12戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
12月30日、中2週で迎えた54戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6歳（1996年）
1月9日、中0週で迎えた55戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月19日、中0週で迎えた56戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノタイガーに半馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
2月25日、中4週で迎えた57戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月16日、中2週で迎えた58戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。