ボーリヴァージュ（2017年生、母ワンサイドゲーム）

Beau Rivage

2017.03.16

ボーリヴァージュ（2017年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時17歳）と交配したワンサイドゲームが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は北島牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C3三四五。

経歴

デビュー前

井上弘之厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2020年）

4月27日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

6月1日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月23日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、シャインルビーに交わされて2馬身差の2着となった。

7月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、アイヅオイワケに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有年淳騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有年淳騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったデロリスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月7日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で有年淳騎手（6戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はタレてしまい15着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で有年淳騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

4歳（2021年）

1月18日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で有年淳騎手（8戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で有年淳騎手（9戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

5月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月29日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた12戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた13戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた14戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、2012 JRAネット投票発売開始賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったビックプーカオに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月5日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3三四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のローダンテをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。