グリフォニー（2003年生、母イシノエスパー）

グリフォニー（2003年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「手品師の名前より」。毛色は鹿毛。種牡馬のワレンダー（当時13歳）と交配したイシノエスパーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方11戦2勝。主な勝ち鞍は2005年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤靖則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

5月18日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月26日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、中8週で迎えた3戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーソロンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤千尋騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（2戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレタキシードをアタマ差制して2勝目を獲得した。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の新冠レ・コード館特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（5戦2勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3歳（2006年）

4月8日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

5月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では速い脚を使えず17着に終わった。

10月29日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた15戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/重）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4歳（2007年）

2月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた18戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月8日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

9月10日、中5週で迎えた21戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。