マイネルマーティン（2018年生、母マイネヒメル）

マイネルマーティン（2018年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より。父母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のハーツクライ（当時17歳）と交配したマイネヒメルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,200万円（22万×100口）で一口馬主が募集された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は502kg。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月13日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3歳（2021年）

1月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

3月20日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた8戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったガンダルフにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のシゲルシャインをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月8日、中7週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、5着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別（新潟芝2200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4歳（2022年）

3月21日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石橋脩騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月16日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石橋脩騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月23日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスマートワンを半馬身振り切って2勝目をマークした。

5月22日、中3週で迎えた18戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの揖斐川特別（中京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月9日、中6週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの猪苗代特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のレッドラディエンスを3/4馬身振り切って制した。

8月20日、中5週で迎えた20戦目は、3歳以上3勝クラスの日本海ステークス（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

10月29日、中9週で迎えた21戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの魚沼ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上3勝クラスのウェルカムステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

5歳（2023年）

2月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのアメジストステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

4月2日、中5週で迎えた24戦目は、4歳以上3勝クラスの美浦ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

9月9日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた25戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのムーンライトハンデキャップ（阪神芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

10月9日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた26戦目は、3歳以上3勝クラスの六社ステークス（東京芝2400m 雨/重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた27戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの甲斐路ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

6歳（2024年）

3月31日、約5か月半の休み明けで迎えた28戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの美浦ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。