ワンモアマイウエイ（2006年生、母ワンモアアリュール）

ワンモアマイウエイ（2006年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋我が道を行く」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したワンモアアリュールが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱秀昭。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月5日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ドクターラオウに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚を見せたが、伸びてきたヘリオスシチー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月16日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアキノワンツーに8馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月26日、中9週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤岡佑介騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤岡佑介騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4歳（2010年）

5月29日、約9か月半の休み明けで迎えた7戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

8月7日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月25日、中6週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

5歳（2011年）

4月9日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月11日、中8週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の栃尾特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

6歳（2012年）

7月7日、約13か月の休み明けで迎えた12戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。17着に終わった。