マルブツマッハ（1992年生、母スタージョオー）

マルブツマッハ（1992年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時6歳）と交配したスタージョオーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）チェスナットファーム。戦績は、中央平地21戦1勝2着2回、地方19戦1勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月12日、デビュー戦は西谷誠騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京ダート1000m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京芝2000m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

6月3日、中7週で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は西谷誠騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京芝1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた8戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したフェアーホーラーにクビ差届かず2着となった。

8月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた10戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオブジェクトに半馬身届かず2着に敗北した。

9月9日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハコブネを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

4歳（1996年）

4月20日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた16戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の’96アジアジョッキーズ2（中京芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は宝来城多郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き5着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月10日、中5週で迎えた22戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイイデエンフォースに2馬身半の差をつけて制した。

10月29日、中2週で迎えた23戦目は、岩屋堂特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた24戦目は、瀬戸特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月9日、中0週で迎えた25戦目は、静岡県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（1997年）

1月6日、中3週で迎えた26戦目は、一般A8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた27戦目は、A7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月6日、中5週で迎えた28戦目は、村瀬好彦騎手を鞍上に迎えて、A8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた29戦目は、A7（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村瀬好彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた30戦目は、尾張富士賞（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村瀬好彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた31戦目は、A7（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村瀬好彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた32戦目は、A7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村瀬好彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた33戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、一般B1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松田由之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田由之騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田由之騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松田由之騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松田由之騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松田由之騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で松田由之騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。