エターナルシチー（1997年生、母スイートクメール）

エターナルシチー（1997年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時7歳）と交配したスイートクメールが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は森永牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2000年のゴールデンシリーズ第1戦。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

3月26日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のゴールデンシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルカピタンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月26日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の習志野特別（中山芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で小林淳一騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小林淳一騎手（6戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、新発田特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小林淳一騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた9戦目は、マルチヒット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林淳一騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2001年）

6月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

6月24日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた12戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（9戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（10戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、苗場特別（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月14日、中2週で迎えた16戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（12戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

5歳（2002年）

1月31日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、ガーネットスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（13戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた19戦目は、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（14戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（15戦1勝）。15頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた21戦目は、フレンドリービット特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（16戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に敗れた。