シルクサムアップ（2005年生、母オリーブレッド）

シルクサムアップ（2005年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋承認」。毛色は鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時10歳）と交配したオリーブレッドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦3勝。主な勝ち鞍は2009年の一般C16。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額800万円（1.6万×500口）で一口馬主が募集された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

9月7日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月5日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた3戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般C33（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブライアントパークを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた5戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4歳（2009年）

4月21日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエクラタンを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

6月17日、中7週で迎えた8戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月10日、中7週で迎えた9戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマヤノラーニに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月16日、中4週で迎えた10戦目は、一般C8（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

10月19日、連闘で馬体重を前走から21kg減らして迎えた13戦目は、多度大社神馬会錦山号賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。