カップナイト（2009年生、母ノータビーニ）

カップナイト（2009年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「タロットのカップの騎士より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時11歳）と交配したノータビーニが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方8戦0勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月28日、デビュー戦は西村太一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は536kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカシノアポロンをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

9月29日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

4歳（2013年）

3月10日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は西村太一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

8月18日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた6戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、子馬座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた7戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、サーモンフィッシングレース（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、室根神社特別大祭レース（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、ノベンバーカップ（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

12月15日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、アクアマリンレース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5歳（2014年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、初空レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

1月12日、連闘で迎えた13戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、住田町「水しぎ」レース（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。