コウコウムスメ（1999年生、母ミラクルエンジェル）

コウコウムスメ（1999年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時11歳）と交配したミラクルエンジェルが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

関口賢三厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2001年）

9月9日、デビュー戦は阿部正義騎手を鞍上に据えて、2歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた2戦目は、2歳（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた3戦目は、2歳（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月4日、中0週で迎えた5戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエチゴテイオーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた6戦目は、2歳B1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプルシャから1馬身差の2着となった。

3歳（2002年）

3月30日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

6月2日、中8週で迎えた8戦目は、3歳500万下の芍薬賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月30日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたすけ亭カップ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月24日、中7週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた12戦目は、神澤和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で神澤和弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を取り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で神澤和弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

12月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で神澤和弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着を確保した。

12月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で神澤和弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

4歳（2003年）

10月29日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のヤヘイキングを3/4馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

12月5日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C2六 C3一（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るビックリマークを豪脚で3/4馬身差し切って3勝目を手にした。

12月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5歳（2004年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月27日、中7週で迎えた22戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジタカスキーに交わされて1馬身差の2着となった。

3月28日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3一二（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。