フェールデクール（2014年生、母モンプティクール）

Fer de Coeur

2014.02.10

フェールデクール（2014年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「鉄の心（仏）。強い心を持って走る事を願って。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時7歳）と交配したモンプティクールが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2017年のエイプリルフラワー賞。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月2日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2017年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のマグナスエフェクトを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。