ゴブレット（2013年生、母カクテル）

ゴブレット（2013年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「カクテル用グラス。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時23歳）と交配したカクテルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業（株）那須野牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は2015年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

7月11日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線に入ると、前で粘るセレッソプリマベラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳500万下のヤマボウシ賞（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のもちの木賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた5戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の寒椿賞（中京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（2016年）

5月8日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳500万下のわらび賞（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

8月7日、中9週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。