サンフィールド（1997年生、母ミスティダンサー）

サンフィールド（1997年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時5歳）と交配したミスティダンサーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石橋本牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方6戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

6月13日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のエイガリュウセイに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月17日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で小林徹弥騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた5戦目は、3歳500万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で小林徹弥騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

3歳（2000年）

5月7日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた6戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた7戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を5馬身以上保って、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャムスンに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

10月23日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた11戦目は、埋橋浩樹騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。