ビガラスグリーン（2002年生、母オンワードプリモ）

ビガラスグリーン（2002年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「光り輝く草原の色」。毛色は芦毛。種牡馬のミシル（当時14歳）と交配したオンワードプリモが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は片山建治。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦1勝2着2回。2004年の九州ジュニアグランプリ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、片山建治から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

東美義厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2004年）

6月13日、デビュー戦は安東章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るコノミヒカリを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

8月28日、中5週で迎えた4戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山下貴光騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったランアップから5馬身差の2着となった。

11月21日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

12月14日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた9戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムアイシンセイからアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（2005年）

1月18日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のミヤマキリシマ特別（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンのフリージア賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月8日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじさい賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の肥後はなしょうぶ賞（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた15戦目は、えびの特別（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山下貴光騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた16戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の荒炎賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた17戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた18戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

12月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に終わった。

4歳（2006年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、山本和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。