ハギノロマネスク（2018年生、母ハギノウィッシュ）

ハギノロマネスク（2018年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+美術・建築様式の一つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時8歳）と交配したハギノウィッシュが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月23日、デビュー戦は小崎綾也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月12日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小崎綾也騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2021年）

1月23日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で小崎綾也騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のサイモンメガライズに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2022年）

2月27日、約13か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小崎綾也騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小崎綾也騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

2022年3月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。