サンマルフェアー（2008年生、母シアトルフェアー）

サンマルフェアー（2008年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時9歳）と交配したシアトルフェアーが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地10戦0勝、地方4戦0勝。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

6月19日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は406kg。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

8月7日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

3歳（2011年）

1月5日、中8週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月19日、中7週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

8月13日、中3週で迎えた11戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月17日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた13戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定のハンデ戦の彩の国黒豚賞（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。