テイルヴィーナス（2021年生、母ノーブルヴィサージ）

Tail Venus

2021.04.21

テイルヴィーナス（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベストウォーリア（当時11歳）と交配したノーブルヴィサージが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中田 浩美。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田浩美から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、尾崎隆行によって396万円で落札された。

高馬元紘厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

11月14日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は479kg。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

12月20日、中4週で迎えた2戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

3歳（2024年）

1月2日、中1週で迎えた3戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンヴェローチェに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

1月17日、中1週で迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（姫路ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒューマンライツを半馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。