キングオブタイム（2011年生、母クイーンオブタイム）

キングオブタイム（2011年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時25歳）と交配したクイーンオブタイムが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡志尚。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、中央障害5戦0勝、地方2戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,300万円（2.6万×500口）で一口馬主が募集された。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月15日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサクセスグローリーに詰め切れず、約13馬身差の2着となった。

3月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のデューイに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

4月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月8日、中7週で迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の城崎特別（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

8月17日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

11月26日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、古太尽特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キクノメテオに交わされて1馬身半差の2着となった。

4歳（2015年）

1月4日、中5週で迎えた9戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた10戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

5月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月18日、中8週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月11日、中9週で迎えた16戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、安房峠特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。