カーヴィーレーザー（2017年生、母バアゼルザウバー）

カーヴィーレーザー（2017年2月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「曲線的に進むレーザー光線。父名、母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ（当時10歳）と交配したバアゼルザウバーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は市川牧場。主な勝ち鞍は2021年のミルクティローズ賞(一般B2四)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額960万円（2.4万×400口）で一口馬主が募集された。

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月18日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

3月21日、中8週で迎えた2戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

5月3日、中5週で迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

6月13日、中5週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

9月16日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた6戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月14日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったシューラヴァーグにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、モンキーキックに半馬身交わされて2着となった。

12月13日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイセイプラチナムに約10馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2021年）

1月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、モンキーキックに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中9週で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた15戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイセンスカイに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月18日、連闘で迎えた18戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、ミルクティローズ賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホウショウエポックをハナ差だけ差し切って3勝目を奪取した。

6月14日、中1週で迎えた20戦目は、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた21戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロードアルバータに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月10日、中1週で迎えた23戦目は、オーガストカップ（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は木村暁騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた24戦目は、メトロポリタン盛岡NEW WING賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（10戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた26戦目は、セプテンバーカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた27戦目は、一般B1四（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は陶文峰騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は関本玲花騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハガキノハナを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月12日、中1週で迎えた31戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

12月30日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5歳（2022年）

3月11日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、ひとが還るまちに釜石（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村暁騎手（14戦2勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（15戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は関本玲花騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月1日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた36戦目は、一般B2（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（16戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月15日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本玲花騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

6月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本玲花騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた40戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、ベンバトル特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた41戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた42戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた43戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた44戦目は、クレマチス賞（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は関本玲花騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

9月12日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた46戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、ミドダファーレにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月27日、連闘で迎えた47戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（17戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた49戦目は、モッコウバラ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（19戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のゴーゴーバトラーに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

11月20日、中1週で迎えた51戦目は、ブリーダーズスタリオン特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（20戦3勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた52戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は関本玲花騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた53戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（21戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額960万円（2.4万×400口）で一口馬主が募集された。

千葉博次厩舎（岩手）へ入厩。

12月31日、デビュー戦は木村暁騎手を鞍上に据えて、トニージェント・メモリアル（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は457kg。10頭立ての大外10番ゲートからスタート。競走除外となった。