ウェルカムレイン（2011年生、母スプレッドウィング）

ウェルカムレイン（2011年1月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「恵みの雨」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時13歳）と交配したスプレッドウィングが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台コーポレーションから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、山岸桂市によって1,155万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月26日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 小雨/不良）に出走。馬体重は442kg。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

12月15日、中4週で迎えた3戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

3歳（2014年）

3月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

4月26日、中7週で迎えた5戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。