カシノジャッカル（2020年生、母ユメサカス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、徳重正幸から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2022年）

7月2日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は398kg。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

8月27日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

3歳（2023年）

3月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた4戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた5戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず14着に終わった。

2023年3月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月8日、中3週で迎えた6戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイエムスペシャルに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルビッグバンを次元の違う末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

5月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカンナリに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月10日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のスターマイン特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンのFUJI+オープン記念レース（佐賀ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で金山昇馬騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた11戦目は、えびの特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で金山昇馬騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の南風月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金山昇馬騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の十五夜賞（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で金山昇馬騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のシューティングスター特別（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で金山昇馬騎手（8戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で金山昇馬騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた16戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で金山昇馬騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったカラフルライフに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で金山昇馬騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったジャストザヴァルスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた18戦目は、表参道でも大人気!いちごさん杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で金山昇馬騎手（12戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

4歳（2024年）

1月13日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で金山昇馬騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-7（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で金山昇馬騎手（14戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。