リネンワールド（2021年生、母ヒカリブラッシア）

リネンワールド（2021年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時10歳）と交配したヒカリブラッシアが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沖田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月2日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず15着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

2023年9月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月23日、中5週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスマイルフォレストを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

2月22日、中2週で迎えた13戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のSAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。