スティーヴバローズ（2022年生、母ハッピーヴァリュー）

スティーヴバローズ（2022年2月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のロジャーバローズ（当時6歳）と交配したハッピーヴァリューが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は飛野牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C2-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、猪熊広次によって1,045万円で落札された。

上原佑紀厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月21日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったブラックルビーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中3週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したルージュマローネを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月1日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

3歳（2025年）

2月8日、中8週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた6戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた7戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ7着に沈んだ。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ルトンワージに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、サンカシグレに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中6週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は横山和生騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた11戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい14着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

10月4日、中7週で迎えた13戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモルフェウスを半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月18日、中1週で迎えた14戦目は、月見台特別（高知ダート1800m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた16戦目は、浦戸湾特別（高知ダート1800m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。