ラフゴーイング（1991年生、母ハミングバード）

ラフゴーイング（1991年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサウスアトランテイツク（当時11歳）と交配したハミングバードが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）沖田牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、地方34戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

6月25日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は河北通騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルニガンバーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（1995年）

6月10日、約9か月半の休み明けで迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で河北通騎手（5戦1勝）。17頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（6戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

8月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で河北通騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月13日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で河北通騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で河北通騎手（10戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で河北通騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で河北通騎手（12戦1勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5歳（1996年）

2月11日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた21戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和博騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和博騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和博騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中0週で迎えた24戦目は、一般C1（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和博騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトピオニーから3馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和博騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和博騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で加藤和博騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で加藤和博騎手（13戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた29戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名民男騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコーウンテーストに3/4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

10月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（14戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた33戦目は、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（15戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（16戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（17戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた36戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月16日、中1週で迎えた37戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（18戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1997年）

1月8日、連闘で迎えた39戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のスルガグレートをクビ差制して1着ゴールを果たした。

2月2日、中3週で迎えた40戦目は、一般C2（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名民男騎手（4戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた41戦目は、一般C2（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名民男騎手（5戦2勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた42戦目は、一般C3ニ C4イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（19戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月9日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg減らして迎えた43戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（20戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったナポレオンハイジから2馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた44戦目は、長島茂夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（6戦2勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月22日、中1週で迎えた46戦目は、一般C3イ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（21戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた47戦目は、一般C3ロ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた48戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（22戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。