ローランバーチュ（2002年生、母Object of Vertu）
Loulan Virtue
2002.03.12
ローランバーチュ（2002年3月12日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋美徳」。毛色は鹿毛。種牡馬のPolish Precedent（当時16歳）と交配したObject of Vertuが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3-5。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 13戦1勝 [1-1-2-9/13]
- 総賞金国内
- 98万円
- 生年月日
- 2002年3月12日
- 出生国
- アイルランド
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 松原正文金沢
- 馬主
- 齊藤敏博
- 生産者
- T. Saito
- 抹消情報
- 中央：2005年6月3日抹消
地方：2007年11月1日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のObject of Vertuは海外6戦1勝。祖母のQuintefolleは海外14戦1勝。曾祖母のQuincailleは海外3戦3勝。父のPolish Precedentは海外G1・2勝（仏国芝[2勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Nasrullah＝Rivaz | 6×7*7*7 | 3.9% |
| きS | Pharos＝Fairway | 6*7 | 2.34% |
| きS | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6*7 | 2.34% |
| 牡 | Nearco | 5*7×7 | 4.68% |
| 牡 | Prince Rose | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡S | War Admiral | 5*7*7 | 4.68% |
| 牡S | Mahmoud | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Phalaris | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Discovery | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Teddy | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Prince Bio | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | My Babu | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Djebel | 6*6*7 | 3.9% |
| 牡M | Rialto | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Blandford | 7*7*7 | 2.34% |
| 牝S | La Troienne | 6*7 | 2.34% |
| 牝S | Selene | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ダンジグ系
- ファミリーナンバー
- 3-c
レース成績
経歴
デビュー前
畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2005年）
3月19日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。
4月10日、中2週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。
4月23日、中1週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。
5月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。
5月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。17頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。
4歳（2006年）
3月28日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。
4月9日、中1週で迎えた7戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。
4月16日、連闘で迎えた8戦目は、スピカ特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた9戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、競馬を愛する男☆横瀬太志見参記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタケイチグッドを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。
5月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-5（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシラオキノーザンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。
5月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。