ランドエース（2021年生、母シーイズドーター）

ランドエース（2021年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「陸のエース」。毛色は栗毛。種牡馬のワールドエース（当時12歳）と交配したシーイズドーターが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は明治牧場。主な勝ち鞍は2024年のヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド金沢第2戦(一般C2八)。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

12月16日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

3歳（2024年）

4月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての17番人気で大外17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい17着に終わった。

6月30日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7月20日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武藤雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた7戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、キクチ家ハッピーウェディング杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったメイショウベルに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた8戦目は、浪人生道廣友紀くんお誕生日おめでとう杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた9戦目は、ヤングジョッキーズシリーズトライアルラウンド金沢第2戦（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のアリストロシュを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、勝ったジーティースピカに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。