スイートメロン（2006年生、母ダイナチャイナ）

スイートメロン（2006年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「甘いメロン」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時7歳）と交配したダイナチャイナが24歳のときに産んだ17番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地10戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

10月26日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3歳（2009年）

1月17日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は村田一誠騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

6月9日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したカントリードーターを差し切れず、3馬身差の2着となった。

7月4日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた9戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。