ジュンゼロ（2018年生、母プリンセスノワール）

Jun Zero

2018.02.15

ジュンゼロ（2018年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+原点に戻ってゼロからのスタート」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時7歳）と交配したプリンセスノワールが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、河合純二によって2,052万円で落札された。

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月24日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、レオカクテルにクビ差交わされて2着となった。

3歳（2021年）

1月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧巻の末脚を披露したが、3着に終わった。

2月20日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2021年6月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月22日、中4週で迎えた5戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登千里浜賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

9月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

10月25日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、騎手候補生大大大募集賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた8戦目は、一般C1六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1七八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、クリスタルスワンに半馬身交わされて2着となった。

2022年1月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。