ダイジェスト（2021年生、母ガラスマスカレイド）

ダイジェスト（2021年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「要約」。毛色は鹿毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時10歳）と交配したガラスマスカレイドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社吉田ファーム。主な勝ち鞍は2025年の馬い!おいしい野菜はたがやす倶楽部(一般C1四五)。

経歴

デビュー前

坂口智康厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月15日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都芝1800m 外回り晴/重）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2024年）

3月2日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、5着に終わった。

3月23日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 雨/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は西村淳也騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

7月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

4歳（2025年）

1月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、馬い!八丈完熟レモン記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた10戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

3月11日、中3週で迎えた11戦目は、馬い!おいしい野菜はたがやす倶楽部（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のミヤコノティアラに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月4日、中2週で迎えた12戦目は、ダンデライオン賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

10月1日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

11月7日、中4週で迎えた14戦目は、パキラ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のクリスタルケイブに3馬身の差をつけて優勝