クリノビックネーム（2017年生、母ダイタクアズミット）

クリノビックネーム（2017年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大物」。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時14歳）と交配したダイタクアズミットが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木村牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって756万円で落札された。

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

2月1日、デビュー戦は三津谷隼人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は510kg。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた2戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた3戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

3月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は田中健騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4月15日、中5週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた5戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

5月6日、連闘で迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったケイティディライトに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4歳（2021年）

2月24日、約8か月半の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3四（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた12戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C3四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた14戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月4日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた15戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、伸びてきたネイチャークラウド決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

7月9日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C3四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ウワサノテンマにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月30日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた19戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート820m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた20戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったモルドワインに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木世麗騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐々木世麗騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデスティニーレイを強烈な末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

11月30日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で佐々木世麗騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5歳（2022年）

1月14日、中1週で迎えた29戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた30戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったレッドチアフルにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

3月23日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフェアリーアイに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

5月6日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた37戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐々木世麗騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐々木世麗騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐々木世麗騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、レースアルカーナに交わされて3馬身差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐々木世麗騎手（14戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で佐々木世麗騎手（15戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた43戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で佐々木世麗騎手（16戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で佐々木世麗騎手（17戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。